車検を知る

車検期間はいつから?満了日の確認方法と時期・切れたときの対処法を解説

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目次

車が法律に定められた安全・環境基準を満たしているかどうかを確かめる「車検」は、車を所有するすべての方が必ず受けなければいけないもの。車検が切れてしまった車は、公道を走ることが許されません。

今回は車検にまつわる “いつ?” にフォーカスし、車検の有効期間から予約をとるべきタイミングまで詳しく解説します。また有効期間が切れてしまった場合の対処法や、早めの予約でスケジュールを立てやすい車検サービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

車検期間はいつからいつまで?

車検

まずは車検を受けられる期間と、おすすめのタイミングについて解説します。

基本は有効期限満了日までいつでも

車検は、有効期間満了日までであれば基本的にいつでも受けることができます。「整備に思ったよりも時間がかかり、満了日までに終えられなかった」ということがないように、満了日直前ではなく余裕を持って受けておくと良いでしょう。

おすすめの車検実施時期は1カ月前から

いつでも受けられるとはいえ、あまりに早く受けることはおすすめできません。満了日30日前より早く受けた場合、次回の満了日は「車検を通した日」を起点に計算されるため、有効期間が無駄になってしまうのです。満了日後から有効期間を引き継ぐためには、車検実施時期は1カ月前からが良いでしょう。(※)

※例 今回の満了日が2021年10月30日の場合


・2021年10月1日(満了日まで1カ月以内)に車検を受けると…

→次の満了日は2022年10月30日(もとの満了日を起点に計算)


・2021年9月15日(満了日の1カ月より前)に車検を受けると…

→次の満了日は2022年9月15日(車検を通した日を起点に計算)

車検の満了日を確認する方法

車検の有効期間

車検の有効期間満了日は、次の2箇所から確認できます。

検査標章で確認する

車検を受けた車が法定基準を満たしていることが確認できると、自動車検査証と一緒に検査標章が交付されます。このシールはフロントガラスの中央上部に貼付するよう定められており、表面に車検満了年月、裏面には車検満了日が記載されているため、日付を確認しておくようにしましょう。

自動車検査証(車検証)で確認する

自動車検査証にも、車検満了日が記載されています。自動車検査証は運転の際に必ず携行するよう定められているため、運転するタイミングで確認しておくのがおすすめです。

車検の有効期間はどのくらい?

車を運転する手

続いて、車検の有効期間について詳しく解説します。

新車登録時は3年

自家用乗用車の場合、新車登録時の車検(新規検査ともいいます)の有効期間は登録から3年です。メーカーが十分な点検を行ってから納車していることから、初回は以降の有効期間である2年よりも長く設定されています。

初回の車検以降は原則2年ごと

自家用乗用車の場合、2回目以降の車検は車齢にかかわらず2年ごとに受ける必要があります。

安全な走行と公害の防止のために定期的に車検を受けることが定められていますが、開発技術の進歩によって車の耐久性も高められ、決まりは緩和されてきました。かつては「新車登録から10年が経過した車は、車検の有効期間1年」とされていましたが、1995年の法改正で「車齢にかかわらず2年ごと」と現在の形に改められています。

中古車も購入時の車検は2年ごと

製造後1年未満の車を除いて、中古車も2年ごとに車検を受ける必要があります。ただし購入時に車検の有効期間がどのくらい残っているかは車によって異なり、「車検なし」と記載がある場合は購入後すぐに車検を受けなければいけないため、期限については注意しておきましょう。

車検の予約はいつから取るべき?

車の前で悩む女性

「まもなく満了日を迎えるのに、お店や工場が混雑していて車検が受けられない」ということを防ぐためにも、事前の準備が大切です。満了日が近づいたらしておくべきことをご紹介します。

事前に見積りをして業者を調べておく

満了日が近づいてきたら、まずは車検を依頼する業者を探すことからはじめましょう。ある程度業者の種別を絞ったら、複数社から見積りを取得し比較検討します。整備内容と費用、付帯サービスやアフターサービスの有無などの観点から、自分の希望に合う業者を見つけてみてください。

余裕を持って早めの予約がおすすめ

比較検討して業者を決めたら、余裕を持って早めに予約を取っておきましょう。時期によっては希望した日時が埋まってしまっていることも考えられるため、できるだけ早めに予約を取っておけると安心です。

 コスモの「コミっと車検」なら、車検満了日の6ヶ月前から予約が可能です。希望の日程で車検を実施するためにも、ぜひ早めにお見積り・申込をしましょう。


車検前には見積りを!メリットや方法・簡単3分でできる料金シュミレーション|コスモのコミっと車検

車検を受ける業者を決める前に必ず取っておきたい見積り。今回は、見積りの方法や見積りを取るべき時期をご紹介します。早めに準備を始めて、安心して車検を受けてくださいね。

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車検を受けるならコスモのコミっと車検がおすすめ

「満了日が近づいているので、見積りから車検までスムーズに進めたい」

そんな方には、コスモの「コミっと車検」がおすすめです。ここからは「コミっと車検」の特長を3つご紹介します。

想定外の出費がない安心価格


「コミっと車検」がご提示する見積りは、法定費用・主要整備・主要部品の交換・アフターサービスまで、すべて込みの価格です。検査で異常があった定額対象整備部品の整備・交換にも、追加費用はかかりません。

※定額対象整備部品には、タイヤ、タイミングベルト、バンパーやフロントガラスなどは含まれません。

※定額対象整備部品はこちらよりご確認ください。一部地域の店舗では、定額対象整備部品数が異なる場合がございます。

アフターサービスも充実

「コミっと車検」なら、アフターサービスも充実!万が一車検後半年以内もしくは走行距離1万km以内に、対象の部品(※)に異常が発生してしまった場合は、無償で交換・整備を実施しています。また車検後の法定12カ月点検も無料で行っているので、長く安心して車に乗ることができます。

※定額対象整備部品および、車検にて交換した部品が対象となります。



車の法定点検とは?車検との違いや費用・点検しないとどうなるか解説|コスモのコミっと車検

車の安全に欠かせない「法定点検」。ですが、法定点検は2年に1度の車検と混合されがちで「どんな点検をするのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。今回は法定点検の基礎知識から費用、車検との違いについて解説します。

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6カ月前から予約できる

「コミっと車検」では、車検を受けたい日の6カ月前から予約をお取りいただけます。あらかじめ希望の日程をおさえておけば、直前に「行きたかった日の予約がいっぱいでどうしよう……」と焦ることもありません。

【よくある質問】車検の期間にまつわるQ&A

車とカレンダー

車検が期間切れになってしまったら?

車検が切れてしまった場合、車を公道で走らせることはできません。再び車を走らせるためには、次のどちらかの方法で車検を受ける必要があります。

  1. (自賠責保険の期限が切れていない場合)役所で「仮ナンバー」を取得し、その有効期間内に車検を受けに行く

  2. 車検を実施する業者にレッカー車などでの引き取りを依頼し、通常どおり点検・整備・検査を受ける

1の方法をとる場合は、まずは自賠責保険の有効期間を確認してから手続きを行います。2の場合、まずは業者に電話で連絡をして車検切れの車である旨を伝えるようにします。

車検にはどのくらい時間がかかるの?

業者の種別や車種、車の状態などによって、車検にかかる時間はさまざまです。一般的に軽微な整備で済む場合は半日ほどとも言われますが、整備工場が混んでいる場合や、整備が必要な項目が多い場合は2〜3日かかることも。車を預けている間に代車が必要な場合は、事前に相談しておきましょう。

10年経った車は車検頻度が上がる?

前述のとおり、1995年に道路運送車両法が改正されたことで、10年以上が経過した車の車検も2年ごととなっています。

ただし長い間乗っている車の場合交換すべき部品は増えやすくなるほか、13年目以降は重量税も増税となるなど、車の維持に必要な費用が高くなることはおさえておきましょう。13年以上経過したら車を新しくするのも一つの手。頭金0円・月々定額で、好きな新車に乗れるカーリースもおすすめです。ぜひコスモの「コスモMyカーリース」をご検討ください。

まとめ

車検の整備士

車検は基本的にいつでも受けられますが、新車登録後2回目以降の継続車検の場合は、有効期間満了日の1カ月前以内に受けるのがおすすめです。お店や工場が混雑する可能性もふまえ、見積りや業者の決定、予約などの準備は余裕を持って早めに進めましょう。

「まずはかんたんに見積りを取得して費用感を確認したい」「早めに希望の日程で予約を取っておきたい」という方には、見積りから決済までWeb完結、6カ月前から予約可能なコスモの「コミっと車検」がおすすめです。まずはお気軽にお見積りをご確認ください。

規定の整備対象部品と整備基準予防交換する部品
  1. 1. ブレーキフルード

    整備基準:2年以上経過

  2. 2. ブレーキライニング・シュー

    整備基準:摩擦材2mm以下

  3. 3. ブレーキパッド

    整備基準:摩擦材3mm以下

  4. 4. エンジンオイル

    整備基準:半年以上経過

  5. 5. オイルエレメント

    整備基準:オイル交換2回に1回

  6. 6. バッテリー

    整備基準:3年以上経過(ハイブリッド車の補機バッテリーは5年。保証期間が3年以上の場合は保証期間に準拠)

異常があれば交換する部品
  1. 1. 電球

    整備基準:切れたら

  2. 2. ヘッドライトコート

    整備基準:ロービーム1灯あたり6400cd未満

  3. 3. 発煙筒

    整備基準:使用期限超過時

  4. 4. ワイパーブレード

    整備基準:拭き残し・ひび割れ発生時

  5. 5. ミッションオイル(ATF/CVTF)

    整備基準:油色変化・劣化時

  6. 6. デフオイル

    整備基準:油色変化・劣化時

  7. 7. クラッチオイル

    整備基準:油色変化・劣化時

  8. 8. パワステフルード

    整備基準:油色変化・劣化時

  9. 9. LLC

    整備基準:液量低下、液色変化時

  10. 10. ラジエターバルブ

    整備基準:異音、緩み、亀裂発生時

  11. 11. ラジエター本体

    整備基準:液漏れあり

  12. 12. エアーエレメント

    整備基準:異音、目詰まり

  13. 13. スパークプラグ

    整備基準:異常発生時

  14. 14. Vベルト

    整備基準:異音、緩み、亀裂発生時

  15. 15. ハブペアリング

    整備基準:異音、ガタつき発生時

  16. 16. ステアリングギアボックス

    整備基準:液漏れあり

  17. 17. ステアリングブーツ

    整備基準:亀裂・グリス漏れ発生時

  18. 18. ドライブシャフトブーツ

    整備基準:亀裂・グリス漏れ発生時

  19. 19. タイロットエンドブーツ

    整備基準:亀裂・グリス漏れ発生時

  20. 20. スタビライザーリンク

    整備基準:油滴・液漏れ発生時

  21. 21. ロアアームブーツ

    整備基準:亀裂・グリス漏れ発生時

  22. 22. プロペラシャフト

    整備基準:亀裂・損傷発生時

  23. 23. ショックアブソーバー

    整備基準:油滴・液漏れあり

  24. 24. ブレーキドラム

    整備基準:亀裂・損傷発生時

  25. 25. ホイールシリンダー

    整備基準:亀裂・損傷発生時

  26. 26. ディスクローター

    整備基準:亀裂・損傷発生時

  27. 27. ディスクキャリパー

    整備基準:亀裂・損傷発生時

  28. 28. ブレーキホース

    整備基準:亀裂・損傷発生時

  29. 29. マフラーコート

    整備基準:錆による腐食の発生時

  30. 30. 下回り塗装

    整備基準:錆による腐食の発生時

※一部のエリアにおいては、下記パーツは対象外となります

22)プロペラシャフト、(23)ショックアブソーバー、(26)ディスクローター、(27)ディスクキャリパー、(29)マフラーコート、(30)下回り塗装

充実のアフターケア 充実のアフターケア